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発達障害のある子育て

発達障害のある子育て

広瀬 宏之

岩崎学術出版社

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作品紹介、あらすじ

発達障害の育児はとても大変そうです。なんだか他人事のような言い方ですが、本当の大変さは実際に育てているお母さんでないとわからないと思います。発達障害の支援とは「それぞれが生まれ持っている凸凹を分析し、それに見合ったサポートをすることにより、不適応状態を改善していくこと」です。その最終ゴールは「支援がなくても、あるいは支援が最小限でも、毎日の生活がある程度スムーズに進んでいくようになること」です。そのためには、子どもを育てていく家族、特に母親の役割は重大です。でも、不安に思うことはありません。これから一緒に考えていきましょう。

感想やレビュー

じゃか新にコラムも寄せている広瀬先生の1冊。渡尼する際に御守り的に持って来たのをこの度読了。 「発達障害とはなんぞ?」「発達障害支援とは?」あるいは、自分の子どもの事がよくわかなくなった時、就学先の先生に何か言われて辛い時、子どもの進路、日本にある支援について、等など発達障害、育てにくい子?、なんとなく子育てが辛い時に読むにはもってこいの良書。 広瀬先生の講演会を拝聴した際、その語り口が、悪く言えばどっちつかずなんだけど、断言しないところが、一人一人を尊重しようとして下さってると感じて好印象。 その雰囲気がそのまま本になっていて、読み終えた時、心が少し軽くなった。 必要に応じて必要な項を開くだろうなと思う1冊でした。

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