ココ・シャネルの言葉
山口路子
大和書房
作品紹介、あらすじ
「私は、私の人生を作り上げた。なぜなら、私の人生が気に入らなかったからだ」。貧しい子ども時代を経て、「シャネル帝国」と呼ばれる一大ブランドを築き上げ、莫大な富と成功、愛を手にしたシャネル。彼女は社会の枠組みや常識を嫌った。「私の頭のなかに秩序を押しこもうとする人々が嫌い」。コルセットをはずし、大きな帽子、華美なドレスを捨て、シンプルなリトルブラックドレスを作った。富を誇示するための宝石を嫌い、イミテーションジュエリーを大流行させ、お金とおしゃれを分離させた。シャネルは、自分が自由に生きることで、その生き方にふさわしい服を提案し、女性の生き方に革命を起こした。シャネルの生涯で、強く情熱ある言葉を集めた一冊。
感想やレビュー
自分の感覚を信じ、嫌いなことを変えるために人生を仕事中心で生きた人。だけど、一流の人との恋愛など、人を惹きつける魅力をもった人。晩年は孤独であったとはいうが、心穏やかに最期の時を迎えていたらと思う。 彼女がのこしたものは、今も愛され続けている
強く生きる女性に愛と勇気をくれる