天国はまだ遠く
瀬尾まいこ
新潮社
作品紹介、あらすじ
誰も私を知らない遠い場所へ-そして、そこで終わりにする。…はずだったけど、たどり着いた山奥の民宿で、自分の中の何かが変わった。あなたの心にじんわりしみる気鋭の作家の最新長篇。
感想やレビュー
人生に疲れて、ふと遠くに逃げることは、今後の人生をより豊かにする素晴らしい選択だと思う。すばらしい自然、食事や丁寧な暮らし、憧れるけれどその暮らしが自分にあっているのかというと難しい。限定された経験だからこそ、よい面がある。都会と田舎、両方知って、考えて、出会う人から影響うけて、自分にとって一番良い人生を歩めたらいい。