考えて、考えて、考える
藤井 聡太/丹羽 宇一郎
講談社
作品紹介、あらすじ
「死ぬまで努力」-。数多くの修羅場を乗り越えてきた名経営者と、異次元の強さで成長を続ける若き天才棋士。どうすれば強くなれるのか、勝負の前の心の整え方、逆境の越え方、時間の使い方、日常の学びから人生の目標…。八二歳と一九歳。ビジネスと将棋。年齢も活躍する分野も大きく異なる二人。その二人の真摯な対話から見えてきたのは、人間の強さの本質、そして考え抜くことのおもしろさと喜びだった。
感想やレビュー
とても歳の離れた二人の対談とは思えない。藤井棋士、本当にしっかりとしている。こんなに自分の立ち位置や周囲、世の中を冷静に見て言葉にできるなんて…。親が子を見守ることの大切さ、知識を増やすこと、インプットだけでなくアウトプットしていくことの大切さ。実践できることからしていきたい。
好きなことをやっていれば疲れもしない。今思う。自分にはコミュニケーションが最も大切で、ユニバーサルランゲージの英語が本当に好きなのだなと。これからも毎日多くのことを感じさせてくれるのだろうけど、しっかりとこれを社会に還元していかなくてはならない。勝ちにこだわるのではなく最善手にこだわること。AIも絶対ではなく、1つの個性にしか過ぎず、色々と感じとり取り込んで行けば良い。仕事であり趣味。飽きない対象があるのは共通点だな。好きだからやる。同じ時間を費やす上でこれ程大切なことはない。