燃える塔
高樹のぶ子
新潮社
作品紹介、あらすじ
幼いわたしの前から、ある日突然、姿を消した父。成長したわたしは、父の人生をさかのぼって、四つの不思議な旅に出る。旅先の風景はいつしか幻想性を帯び、死者の霊がわたしを招く。追えば追うほどに、父の真実は遠ざかり、濃密な官能の匂いが立ち昇ってくる。時間と空間を超えた旅路の果てに待つものは…。著者によって、いつか書かれなければならなかった、きわめて個人的な物語。
感想やレビュー
8冊目2/16突然にいなくなった父に思い入れがありすぎると、怖いね。父を求めて、現実か幻かわからない旅に出て、結局はその原因がわかという話?好きじゃない。