中央構造帯(下)
内田 康夫
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
平将門の崇りにまつわる巨大銀行員の怪死事件を調べる浅見光彦は「将門の椅子」の後任者である川本と知り合う。彼と協力しながら、導かれるように将門ゆかりの地を踏破していくが、それは奇しくも日本列島を貫く中央構造線上に重なっていた。浅見が追う謎はやがて、日本経済の暗部、太平洋戦争以来の歴史の闇につながってゆく。これは偶然か、それとも…。世紀を超えた壮大な謎の果てに浅見光彦が見つけた真相とは!?-。
感想やレビュー
将門の祟りを通して、過去の日債銀や長銀や興銀や拓銀が破綻した理由が書かれていた。 銀行による、貸し剥がし、不良債権などの文字で賑わってた時代があった