ヒカルの卵
森沢明夫
徳間書店
作品紹介、あらすじ
「俺、店を出すぞ」ある日、自称ツイてる養鶏農家の村田二郎が、村おこしに立ち上がった。その店とは、世界初の卵かけご飯専門店。しかも食事代はタダ、立地は限界集落の森の中とあまりに無謀。もちろん村の仲間は大反対だ。それでも二郎は養鶏場を担保に、人生を賭けた大勝負に出てしまう。はたして過疎の村に奇跡は起きるのか?食べる喜び、生きる素晴らしさに溢れたハートフルコメディ。
感想やレビュー
現実ただ眺めてるだけじゃ何も変わらないというのはわかってるがやはり失敗したらと思うと二の足踏むんだろう俺もその気持ちはないことはないが
人との繋がりが幸せを広げていく物語で、気持ちがハッピーになる一冊。 田舎ならではの絶景や、住民達の温かさに触れ、凝り固まった心がほぐれて幸せな気分に。 「心に負った傷は、心をピカピカに磨くやすり」…沁みる言葉! モデルとなった店「但熊」にも行ってみたい。