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飽きっぽいから、愛っぽい

飽きっぽいから、愛っぽい

岸田 奈美

講談社

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作品紹介、あらすじ

わたしがしなければならなかったのは、わたしを好きになることではなかった。嫌いなわたしの中にしか起き得ない感情を、わたしの中にしか生まれない言葉で、書くことだった。どんなにつらくても。難しくても。時間がかかっても。飽きても。褒められなくても。ようやくたどり着けたここから先に、たぶん、愛がある。新時代の書き手が綴る、心を揺さぶる傑作エッセイ。

感想やレビュー

好きなワード 思い出をいろんな視点から眺められるようになった時。過去を、自分を励ますための物語として選びとれるから、人はより豊かでより強くなれるんだろう。 人は「努力しても無駄だ」と思い込んだ瞬間、不幸の沼に沈んでしまうらしい。その思い込みは呪いとも言う。呪いを断ち切るには「無力を受け入れた上で、努力する」しかない。 待つことは、努力だ。

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