涙にも国籍はあるのでしょうか
三浦 英之
新潮社
作品紹介、あらすじ
日常のはかなさと、それでも生きる人間の強さに触れるノンフィクション。震災から 12 年、東北を取材し続けてきたルポライターが初めて知った事実。それは「東日本大震災での外国人の犠牲者数を誰も把握していない」ということ。彼らは東北の地でどのように生きたのか。現地を訪ね歩き、出会ったのは「あの人の面影が、今も自分を生かしてくれている」という実感を胸に凛と生きる人々だった。
感想やレビュー
この国はまだ東日本大震災における外国人の犠牲者数を知らない。 私も外国人の犠牲者の事は全く考えたことも無かった。 後半は涙が止まらない状態でやっと読み進めた。