薬屋のひとりごと 9
主婦の友社
作品紹介、あらすじ
壬氏の一世一代の行動の結果、とんでもない秘密を共有することとなってしまった猫猫。折しも後宮は年末年始の休暇に入る時期。実家に帰りたくない姚は、猫猫の家に泊まりたいと言い出した。とはいえお嬢様を花街に連れていくわけにもいかず、姚と燕燕は紹介された羅半の家に泊まることになる。一方、口外できない怪我を負った壬氏のために、猫猫は秘密裏に壬氏のもとに通わなくてはならなかった。できる範囲で治療を施していくが、医官付き官女という曖昧な立場に悩まされる。壬氏が今後さらに怪我を負わないとも限らないが、医官にはなれない猫猫は医術を学ぶことはできない。そこで、羅門に医術の教えを乞おうと決めるのだがー。
感想やレビュー
壬氏のお腹の焼印の 治療を猫猫がすることに (本格的な医者ではない 猫猫は外科的技術を身に付けたい) 意外だったけれど 変態軍師の一人 羅半(猫猫の義兄)の 男女の仕事観に共感した ...その通りだと思う 羅門(猫猫の育ての父)が死体を 解剖して臓器を書き写して いたことがわかる この辺りは 江戸時代の"平賀源内”みたい ..だと思った 猫猫も医官達と 腑分け(解剖)を繰り返し 外科の腕を磨く その後 壬氏達のお供で 西都へ船で向かう 途中 亜南に寄り 芙蓉元妃と再会(幸せなそうにしていた) 元妃の代わりに 亜南から後宮に 違う妃が入内予定 玉葉后の姪も入内予定 今回の後半は 雀(チュエ)さんが おもしろ人物で..面白かった (動きが...可笑しい)
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