盤上の向日葵
柚月裕子
中央公論新社
作品紹介、あらすじ
埼玉県天木山山中で発見された白骨死体。遺留品である初代菊水月作の名駒を頼りに、叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志していた新米刑事・佐野のコンビが捜査を開始した。それから四か月、二人は厳冬の山形県天童市に降り立つ。向かう先は、将棋界のみならず、日本中から注目を浴びる竜昇戦の会場だ。世紀の対局の先に待っていた、壮絶な結末とはー!?
感想やレビュー
1/20図書館、1/28とても良い! 捜査側と☖駒の因縁とが別々のストーリーで同時に進行していく展開はこの作者得意のもの、とても引き込まれる。最後が悲しいが一番落着きが良かったかな?1つだけ主人公の出生の秘密は良いのだか一族の哀しい定めは少しおかしいのでは?