犬がいた季節
伊吹有喜
双葉社
作品紹介、あらすじ
夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。生徒の名にちなんで「コーシロー」と名付けられ、その後、ともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の友情や恋、逡巡や決意をみずみずしく描く。2021年本屋大賞第3位に輝いた、世代を超えて普遍的な共感を呼ぶ青春小説。
感想やレビュー
読ませるわ、揺さぶるわ、痺れるわ…完全にやられた!私的には今まで読んだ青春小説でNo.1。間違いなく今月(今年?)イチ。 コーシローと共に駆け抜けた昭和、平成、令和と物語の時代が代わる度当時に心がタイムスリップして懐かしさも込み上げた。最終章も大満足。
5