珈琲店タレーランの事件簿(5)
岡崎琢磨
宝島社
作品紹介、あらすじ
アオヤマが理想のコーヒーを探し求めるきっかけとなった女性・眞子。11年ぶりに偶然の再会を果たした初恋の彼女は、なにか悩みを抱えているようだった。後ろめたさを覚えながらも、アオヤマは眞子とともに珈琲店“タレーラン”を訪れ、女性バリスタ・切間美星に引き合わせるが…。眞子に隠された秘密を解く鍵はー源氏物語。王朝物語ゆかりの地を舞台に、美星の推理が冴えわたる!
感想やレビュー
珈琲店タレーランの事件簿5 展開が気になって一気読み!! アオヤマの初恋の女性が登場して、訳ありそうな雰囲気を出していたら、読者としてはね。。。色々な意味で気になっちゃいます(笑) と言っても恋愛だけではなく、ミステリーとしても読み応えありで、源氏物語が鍵となるところも粋でした( *´艸`) 特別収録も良かったです♪
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源氏物語の宇治十帖の概要がわかったし、廬山寺や、金比羅宮など、京都観光の参考になる場所が出来たことがうれしい。 ストーリーとしては、一人一人の気持ちが丁寧に描かれ、みんな礼儀正しくて。読んでいて気持ちがいい。不倫の話題が多くて、少し空しい。