国際平和を歴史的に考える
岡本 隆司/飯田 洋介
山川出版社
作品紹介、あらすじ
「国際平和」の概念が生まれたのは、いつ頃の話?勢力均衡(バランスオブパワー)は「国際平和」に繋がるの?アジア諸国における「国際平和」をどう捉えたらよいのだろう?国際連盟・国際連合などの「平和講築のシステム」は、何が問題なのだろう?平和を維持するためにはどうしたら良いのだろう?こうした疑問を前提に歴史学の立場から問い直す。
感想やレビュー
歴史学的観点からの着眼点がよい。アジアと欧米との違いや、国際法の捉え方、国際会議の歴史学的価値など、これまで考えたことのない視点で勉強になった。