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透明な夜の香り

透明な夜の香り

千早 茜

集英社

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作品紹介、あらすじ

元書店員の一香がはじめた新しいバイトは、古い洋館の家事手伝い。そこでは調香師の小川朔が、幼馴染みの探偵・新城と共に、完全紹介制の「香り」のサロンを開いていた。亡き夫の香りを求める女性の依頼や、匂いを手がかりに行方不明の娘を探す案件など、風変わりなオーダーが次々に舞い込んでー。

感想やレビュー

芳香をテーマとした繊細かつ静謐な空気を持つストーリーで、ページを捲る度様々な香りが漂ってきた。小川洋子さんの世界観に少し似てるなぁと思ったら、文庫本の解説は小川洋子さんらしいので機会あれば読んでみます。 ラストノートで朔が発した言葉が美しくて印象的。

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