夏休み、小学三年生の瑛介は血小板数値の経過観察で一ヶ月以上入院している。退屈な病院での日々。そんなある日やって来たのが、「俺、田波壮太。三年。チビだけど、九歳」と陽気に挨拶する同学年の男子だった。低身長の検査入院らしい。たちまち打ち解けた二人。壮太は、遊びを考える天才だった！-でも一緒にいられるのは、あと少ししかない。「夏の体温」（表題作）。「出会い」がもたらす「奇跡」を描いた作品集。中学国語教科書に掲載された掌編も収録！

夏の体温

昭和３６年。放課後の用務員室で子供たちに勉強を教えていた大島吾郎は、ある少女の母・千明に見込まれ、学習塾を開くことに。この決断が、何代にもわたる大島家の波瀾万丈の人生の幕開けとなる。二人は結婚し、娘も誕生。戦後のベビーブームや高度経済成長の時流に乗り、急速に塾は成長していくが…。第１４回本屋大賞で２位となり、中央公論文芸賞を受賞した心揺さぶる大河小説、ついに文庫化。

みかづき

【謝恩価格本】ぼくは戦争は大きらい

嵩と千尋、山と海ー。二十二歳で海に散った弟を詩と絵で綴った１８編の絶唱。未発表エッセイ収録！

やなせたかしおとうとものがたり

就職、結婚、出産、子育て、嫁姑、実家との確執、職場復帰…故郷を離れた１８歳から４０年、３人は悩みを語り合ってきた。時には口に出せない痛みを抱えながらー。

シロクマカメラさんの感想、レビュー

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子育てはもう卒業します