主権者を疑う
駒村 圭吾
筑摩書房
作品紹介、あらすじ
近年の改憲ムーブメントで連呼された「最終的に決めるのは、主権者たる国民の皆様です!」-私たちは改めて主権者としての自覚が求められ、いよいよ最後の出番に呼び出しがかけられている。しかし、主権とは何で、主権者とは誰なのか?本書は、神の至高性に由来するこの“取り扱い注意”の概念を掘り下げ、新たなトリセツを提示する。ロゴスから意思へ、神から君主そして国民へ、魔術から計算へ、選挙からアルゴリズムへー中世神学から現代の最新論考までを包含しためくるめく“主権者劇場”がここに開幕!
感想やレビュー
新書なので一般市民向けかと思っていたが、専門家向き。憲法の知識がないと読み進めるのはしんどいかもしれない。