歩道橋シネマ
恩田 陸
新潮社
作品紹介、あらすじ
それは他愛のない噂だった。その日、その時間にその場所に行けば、かつて大事にしていた記憶に出会えるとー。郷愁と不思議に彩られた表題作。学園のおぞましい秘密「球根」。偶然出会った光景が物語を生成する「皇居前広場の回転」。ある青年の死をめぐって驚愕の真実が明かされる「降っても晴れても」。憧憬、恐怖、諧謔、戦慄、衝撃、恍惚…あらゆる感情が押し寄せる小説の奇跡、全18話。
感想やレビュー
そこにいる人を見たとき、物を見たとき、勝手に膨らませる妄想は壮大になりがちだし 実は単純なものなのに複雑にに考えがち 不思議なものを見たときには人間そうなるものだよね そんな感じの妄想が詰まっている短編集 答えのない不思議な話たち
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さすがの恩田陸
ランチブック用短編集 天の岩戸の内側からのストーリー、最初は終焉後の世界の話かと思ったけどじわじわ天の岩戸が連想できて楽しかった ホラーも多くて緩急ある内容で毎日楽しめた