恐怖小説キリカ
澤村 伊智
講談社
作品紹介、あらすじ
恐怖、また来る。デビュー作(日本ホラー小説大賞『ぼぎわんが、来る』)、戦慄の舞台裏。ああ最愛の妻までも…… 大きな文学賞を総ナメにしている錚々たる作家たちが選考委員を務める新人文学賞を獲得した「僕」。隣には最愛の妻・キリカ。作家デビューは順風満帆かと思われたが、友人が作品を曲解して、「作家とは人格破綻者である」「作家は不幸であるべき」と一方的な妄想を僕に押し付け、執拗な嫌がらせをはじめる。しかしその結果、僕は妻のとんでもない秘密を隠し切れなくなり……これぞ最恐のサイコ・ホラー!
感想やレビュー
澤村伊智「恐怖小説キリカ」読了。 怖い。。。人間怖い。。。 いやちがうちがう。お化けとかの方が怖いです!!!ぼぎわん怖いです!!すいません! (閑話休題) 何と言ったらいいのだろう。これは。感想を書いてもいいものだろうか。レビューじゃないからいいかな。レビューなのかなこれ。読んでいるときより、こうやって感想書いている今が一番怖い。 はたして投稿してもいいものかどうか... この物語の主人公は作者澤村伊智。 物語は3章立てで、作者の章・キリカの章・友人の章となっている。 作者の章を読み始めて早々に、ああ、これは定番のあれパターンなのかな そうだったらがっかりだなと読み進めていたら。。。 おいおいそうきたのか、いやいやいやいやこわいて、こわいこわいぐへぇ、やめてやめてやめてぎゃぁ....後書きまでこわいってもうなによ... そんな小説です。ネットにある澤村伊智インタビューさえももう信じられません。