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検証 大阪維新の会

検証 大阪維新の会

吉弘 憲介

筑摩書房

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作品紹介、あらすじ

結党から十数年の間に地域政党の枠を越え、国政でも存在感を見せる維新の会。公務員制度や二重行政にメスを入れる「身を切る改革」や、授業料の完全無償化が幅広い支持を得る一方、大阪都構想や万博、IRなどの巨大プロジェクトは混迷を極める。“納税者の感覚”に訴え支持を広げる政治、そしてマジョリティにとって「コスパのいい」財政は、大阪をどう変えたか。それは誰に手厚く、誰に冷たい政治なのか。印象論を排し、独自調査と財政データから維新の「強さ」の裏側を読みとく。

感想やレビュー

大阪維新の会の政策は、ネオリベというよりは、財政ポピュリズムであり、特定層への予算措置を既得権益層への補助とみなし、広く普遍的に措置すべき、というものと分析。結果的に、公共、マイノリティへのサポートや、官主導のプロジェクトは滞ることになる。

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