手紙
東野 圭吾
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。
感想やレビュー
切ない、罪を犯すと自分だけでは無く家族も、その先の孫まで差別され生きて行く事になるんだな。 過ちを謝罪しても 相手にとっては何のその意味は無く 謝罪をしたと自己満足しか残らないんだな。
面白い
強盗殺人犯の家族というだけでの、不条理。 でも、周りにいたら、やはり敬遠してしまうだろうと思う。 どんな生き方をしても、現実を突きつけられた時の憤りはやるせない。
【良作】 買うべき本
罪は身内をも 破滅にする☔
重い 菜月が読んでた本 運命と社会性の死 精神の死と肉体の死 色んな死が混ざってる 犯罪を犯すリスクには罪を自分が背負うだけでなくて自分の周りの人間にも背負わせるというリスクがあるんだって言うことが分かる 個人的な事情も相まって辛い小説だった
殺人犯の弟 真っ直ぐ生きたいけれど、世間は赦してくれない。直貴が最後に選ぶ兄との決裂。 分かっちゃいるけど、殺人犯の家族に対して差別の気持ちがヨギルのは同仕様もない事🤣⁉️⤵️
4/28読み終わり いやー、色々考えさせられる内容だった。被害者じゃなく、加害者の家族になるって、絶対絶対やだ。自分だけでなく、その家族まで一生苦しみながら生きていかないといけない。最後に刑務所の慰問で兄と再会して終わったけど、お互い縁を切ると決めてるから、やっぱり会話はなかったのかなー。とにかく、重かった‥。