捜し物屋まやま
木原 音瀬
集英社
作品紹介、あらすじ
天涯孤独で無職の三井は、放火に遭い家が全焼。途方に暮れていたところ、“捜し物屋”を営む間山和樹に助けられる。和樹は喋れないイケメンの弟・白雄と一緒に、客の失くし物を「占い」で捜す仕事をしているらしい。彼らの知り合いの弁護士・徳広の力も借りて生活を立て直す三井だったが、偶然、放火犯らしき男を見かけ…。ちょっと不思議で怖くて愉快。四人(と一匹)のドタバタ事件簿!
感想やレビュー
あまり期待していなかったのだが、思いのほか面白かった。登場人物の造形がとにかくうまい。ミステリなのにどこか明るい感じがするのも良い。