虹を操る少年
東野 圭吾
講談社
作品紹介、あらすじ
「光にメロディがあるの?」「あるさ。みんな、そのことに気づいていないだけさ」。“光”を“演奏”することでメッセージを発信する天才高校生・光瑠。彼の「光楽」に、感応し集う若者たち。しかし、その力の大きさを知った大人たちの魔の手が忍び寄る。新次元コミュニケーションをめぐる傑作長編ミステリ。
感想やレビュー
光を演奏する天才高校生を主人公に、それに共感する若者達を描いた作品。その能力を疑い抹殺しようとする大人達がいる。最後に若者達の力が結集し、主人公を助け出す。東野圭吾の作品にしては、意外なところに視点を当てた作品。面白い。