最高のアフタヌーンティーの作り方
古内 一絵
中央公論新社
作品紹介、あらすじ
老舗ホテルで働く涼音は、念願叶って憧れのマーケティング部サービス課、アフタヌーンティーチームに配属された。 喜び勇んで、アフタヌーンティーの新企画を出したものの、パティシエ・達也に「目新しければいいってもんでもないから」と冷たく却下されてしまう。 「最高のアフタヌーンティーって、一体、なんだろう?」 大人気「マカン・マラン」シリーズの古内一絵、期待の新作が登場です!
感想やレビュー
由緒あるホテルのアフタヌーンティールーム勤務の鈴音。念願のティールームに配属され、やる気満々。ともに働く同僚や、スイーツを作るシェフ、アフタヌーンに訪れる客などとの関わりを通して少しずつ成長していく姿が読んでいて心地よい。 パリピとか、コミュ障とか、陽キャとか陰キャとかってカテゴライズするのも、そうやってキャラづけして自分を護ってるだけ。私はこうなんで、、それ以外は無理でーす、わかってくださーいって端から周囲に言い訳している。