襲大鳳(上) 羽州ぼろ鳶組
今村翔吾
祥伝社
作品紹介、あらすじ
大気を打ち震わす轟音が、徳川御三家尾張藩屋敷に響く。駆け付けた新人火消の慎太郎が見たのは、天を焼く火柱。家屋が爆ぜたと聞き、慎太郎は残された者を救わんと紅く舞い踊る炎に飛び込んだー。新庄藩火消頭松永源吾は、尾張藩を襲った爆発を知り、父を喪った大火を思い出して屈託を抱く。その予感は的中。源吾の前に現われたのは、十八年前の悪夢と炎の嵐だった。
感想やレビュー
ぼろ鳶組⑩、読了。 表紙は「炎聖」こと伊神甚兵衛 もう、読む手がとまりません。怒涛の展開とスピード感でテンション高く下巻に突入です。