いい子のあくび
高瀬 隼子
集英社
作品紹介、あらすじ
ぶつかったる。スマホを見ながら歩いている人は、存在しないっていうことにした。社会がどうとかではなく、わたしがわたしのために正しいことをした。不合理な偏りだらけの世の中に生きる女性たちの、静かな心の叫びを描く、全三話。
感想やレビュー
とても好きな作品です。 女性の、人間の心理がとてもよく描かれていて、読んでいて引き込まれたし、分かるなという部分がとても沢山ありました。
おもしろかった。心はバラバラ
自分の中にだけ思っている黒い感情 分かる分かると思いながら これが本に書かれるくらいだから 世の中の人はみんな分かる分かると思うのだろうかと思った 私が思っているみたいに お腹の中では黒い気持ちをもちながら 顔は卒なく 暮らしているんだろうか
そんなにおもしろいのか
黒い部分、むき出しの自分、わからなくはないけど、本当の自分ってわけでもないんだろうな。表と裏ってわけでもないんだろうな。なんかスッキリしない本。