発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち
本田 秀夫
SBクリエイティブ
作品紹介、あらすじ
発達障害とは、なんらかの機能や能力が劣っているのではありません。「病気」というよりも、「選好性の偏り」と考えるほうが、ずっと当事者の理解に役立ちます。「選好性」とは「〜よりも〜を優先する」という心の志向性です。たとえば「対人関係よりもこだわりを優先する」「じっとしていることは苦手だが、思い立ったらすぐに行動に移せる」…そんな視点から発達障害を理解し、無理に「ふつう」に合わせなければ、生活の支障は起こりにくくなります。発達障害の人の行動や心理、支援の方法までを解説。
感想やレビュー
発達障がいとはなんぞということを改めて理解するために手に取った1冊。 「〜が出来ない、苦手」とネガティブに捉えるより「〜より〜を大事にする」という風に考えるというのはいいなと思いました。また、好きなことをやった方がいいと1文にも救われました。
ネタバレを読む