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楽園のカンヴァス

楽園のカンヴァス

原田 マハ

新潮社

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作品紹介、あらすじ

ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとはーー。山本周五郎賞受賞作。

感想やレビュー

約5年ぶりに再読しました。 結果、5年前と変わらずの感動でした。ルソーに興味がわき、美術の魅力の詰まった一冊だと思います。 是非多くの方に読んでいただきたい本です。

4

ルソーって名前だけ聞いたことあったけど、表紙の絵は全く知らずの状態で読んだ。 美術館に行っても全然よく分からず、どうしてこんな絵が?っていつもハテナだらけになってた。だけどこの本を読んでもう一度美術館に行ってじっくり絵を見てみたいなって思った。 フィクションだけど、この絵に関しての話は本当なのか、よくわからないけど、引き込まれた。おもしろかった! 同じルソーに惹かれた者同士、やはり通じ合う・惹かれ合う部分があるんだな

2

ルソー作品の持つ情熱を実際に見たくなった。また、ひとつの絵に長い間向き合う時間を持ってみたくなった。 静かな世界観ながら、次々と読み進めたくなる。

2

ルソーが書いた絵「夢」に迫ったはなし。ティムブラウンとオリエハヤカワの勝負に引き込まれる

1

シンガポール行きの機内でも読んだ。美術に無関心な私にも面白い物語。オイル交換に行った時にも持っていたら、Wさんがそれ、面白いですよねと言っていた。意外な人との情報共有

なんだか、このルソーの「夢」、どこかで見たことがあるような…。 でも、MoMA展なんてずっとなかった気がするし。そんな懐かしさを感じる絵だった。 無性にルソーの絵が見てみたくなった。近代絵画の世界に触れてみたい。どっぷりと一つの絵の前に立って、座って、長い時間を過ごしてみたい。

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