お江戸やすらぎ飯
鷹井 伶/文芸工房シェルパ
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
江戸の大火で両親とはぐれ、吉原の遊郭で育てられた佐保。花魁になるための修業を重ねていた彼女には特殊な力があった。水穀の精微ー食物から得られる滋養、養生の極意を、生まれつき備えているというのだ。幕府のお抱え医師の名家・多紀家の五男・元堅は、病に効く食材を言い当てる佐保の力を目の当たりにする。やがて、佐保は医学館に預けられ、病人を救う料理人を目指していく…。美味しくて体にいいグルメ時代小説!
感想やレビュー
著者からサイン入り本を頂戴したもの。テンポ良い文体、薬膳の話題がふんだんに取り入れられ、一気に読めた。