東の海神 西の滄海 十二国記
小野 不由美
新潮社
作品紹介、あらすじ
延王尚隆と延麒六太が誓約を交わし、雁国に新王が即位して二十年。先王の圧政で荒廃した国は平穏を取り戻しつつある。そんな折、尚隆の政策に異を唱える者が、六太を拉致し謀反を起こす。望みは国家の平和か玉座の簒奪かー二人の男の理想は、はたしてどちらが民を安寧に導くのか。そして、血の穢れを忌み嫌う麒麟を巻き込んた争乱の行方は。
感想やレビュー
尚隆の王としての信念と覚悟には心底惚れてしまう。彼のような人だからこそ国を任せたくなる。 そして六太にはこの王が、王には六太が必要なんだろう。 この2人と延国の未来が楽しみ。