迷えるウクライナ 宗教をめぐるロシアとのもう一つの戦い
高橋沙奈美
扶桑社
作品紹介、あらすじ
ロシアと同じ東方正教を信仰してきたウクライナは、今、揺れている。「この問題には言及するな」といわれるほどに危うい情勢下、正教徒にしてウクライナの宗教を専門とする筆者が、正教会という立脚点から複雑な両国の関係を解説する。今、ウクライナの宗教界で起きていることを描き出した本邦初の書。
感想やレビュー
この本を読まずしてウクライナ戦争を語ることはできないのではなかろうか。国、地域、民族、文化、宗教そして時間軸の歴史こういった視座からウクライナ戦争を読み解いている。