ワイルド・スワン(下)
ユン・チアン/土屋京子
講談社
作品紹介、あらすじ
迫害を受け続ける家族。思春期をむかえた著者は、十代の若者が遭遇する悩みや楽しみをひとつも経験することなく急速に「おとな」になった。労働キャンプに送られる両親。著者にも、下放される日がついに訪れた。文化大革命の残虐な真実をすべて目撃しながら生き、「野生の白鳥」は羽ばたく日を夢見続ける。
感想やレビュー
下巻割と一気に読んでしまった。文化大革命ってほんの5.60年前なのか…今まであった中国の友達の親とかその親とかが影響受けてるんだ、自分の身近なことなんだなぁとビビるし、今でも香港の活動家とかバンバン逮捕されたりして終わってないんだなぁと思う。しかし色々SFかと思ってしまう。タンアンっていう一人一人の裏調査書みたいなのとか、今もあるんだよね?すごいなぁ…