恵さんおすすめで、お借りした本
ドラマチック
棟方志功 の生涯、作品制作、作品が世に出で、世界で認められるまで、家庭での棟方を妻チヤ視点から書いたもの。
青森県人らしい、直情で開けっぴろげで、飾らない人柄がよく出ている。青森弁も楽しく読んだ。
ドラマチックなストーリーだて。読者サービスもずいしょにあって面白い。
が、文章に味わいを感じない。文章、言葉からくる時代背景がない。
…ほとんど外国
…不安しかない
現代の言葉の使い回しが、文章の中にあちこちあって、薄っぺらい気がする。読書の旨みを感じない。
同じ歴史上の画家を描いた小説で比べると、梶よう子の方が、遥かに優っている
青森にあるという、棟方志功の美術館に行ってみたくなった