タイムマシンでは、行けない明日
畑野 智美
集英社
作品紹介、あらすじ
ロケットの発射台がある、南の島。高校1年生の丹羽光二には、長谷川葵という気になる同級生がいた。彼女は初デートの日、「ロケット飛ばして、金星まで会いにきて!」という言葉を最後に、光二の前から永遠に姿を消した、はずだったがー。もう一度、会いたい!恋した少女を救うため、タイムマシンに乗って、“あの日”を変えようと奔走する理系男子。世代を超えて胸を打つ、SF恋愛小説!
感想やレビュー
その時々、どの道を選択するかによって人生は変わっていく。そして、その選択は必ず他人に影響を与えていく。 絶望的な状況であっても、変えられないものは変えられなくても、選んだ道で周りの人を大切にしながら生きていくしかない。 でもきっと、出会うべき人には出会い、幸せになれる。