語学の天才まで1億光年
高野 秀行
集英社インターナショナル
感想やレビュー
この人の本は2冊目でした。まぁ、なんだ体験自体が面白いからスラスラ読んでしまう。卒業できないやろ、って思ってたら仏文普通に卒業しちゃうとことかも、なんか凡人とは違うなぁ。アヘンのとこも面白いけど、語学ができない人と一緒に外国行けと言う意味はよくわかった。あと習う先生も非常に個性的で面白い。
筆者の破天荒な旅 言語には生物と同じような体系がある 動詞に過去、現在、未来系が無いとか 部族のみの言語には「友達」とか「ありがとう」という言葉がないとか
語学の側面はさておき、80〜90年代の若者の自分探しの記録としてとても面白い。
語学に優劣なく、どれも大差はない。そして美しい。