たけたださんの感想、レビュー
たけただ
冒険って、ハイリスクとか無謀な試みとか危険な行為に対して使われがちな言葉だけど、未来の輝かしい可能性を信じるとか、その実現のための行為として読めた冒険小説。 続編を読むのが楽しみです。
笹本稜平
登場人物の設定がステレオタイプな感じがしたが、冒険小説としても、復活と再生の物語としても面白かった。面白かったので、雪山のデビューを、作中で登場した八ヶ岳の雨池にした。
綱吉の時代だが、登場人物が傾いていて面白い。元禄の世が意外にも熱かった。 読後、「雨宿り図屏風」を観たくなった。
夢枕 獏
一番最初の「片葉の芦」が深いと思った。 情けは人のためならずを深く考えさせられる。
宮部みゆき