ニックネームが設定されていませんさんの感想、レビュー
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ヤクザのアホさ加減は目をつむるとして、全般、流れはとても面白い。海外就労者の社会問題の真偽への、もう少しのツッコミと最後の痛快さへの仕上げ丁寧さは惜しい。反社、薬、不法就労、たくさん散りばめられた幕の内感が残る。
鈴峯紅也
短編かと思ったら、最終章でひとくるめにしてハッピーエンド。流石石田衣良の、多方面の物語。
石田 衣良
既視感のある本だった。 ストーリーの展開はおもしろく、流石ミステリー。最後の捻りを、もう少し欲しかった。
雫井脩介
冒頭しっかり前振りがあったのに、上手く騙された。読者に『応援させたい』と思わせる著者の技術は、中々のもの。 触法少年とは、はじめて知った。今まで、物語になってなかったのは驚き。
ヒキタクニオ
今、世界的問題、話題のLGBTQについての小説。これを、現実有りそうなストーリーを昔書いていたのはさすが。
東野 圭吾
最近にしては、人が死に過ぎるが、思いの外壮大で、特に後半は面白い。 長編ゆえ前半のダラダラ感は拭えないが、その中での伏線が効いてくる。後半は楽しく読めた。
早瀬 耕
銀行間のディーリング戦争。何段も変化が埋め込まれていて、面白い。
波多野 聖
年代は合致するが、不思議なストーリー。全く異なる2つの物語が、一瞬触れ合う。先の展開に期待と不安が交錯する。
村上 春樹
医療 娯楽短編小説。設定に無茶はあるが、まあ楽しめたかな。
海堂尊
オカルト物かと思えば、少しづつ解していく所は面白い。各登場人物も洗練されている。結末は鮮やかとまでは言えないが、うまくまとめたなと言うところ。
宮部 みゆき
2回目の流し読み。幼児からの虐待児、成長と怒りの一本調子。理解出来ても、後味が悪い。
石田衣良
6本の短編。いつも通り、何等か金融、銀行の関わったストーリーだが、人間関係が面白い。融資限度は勿論、手形、遺言のカードが上手く作用してどれも流石面白い。
池井戸 潤
設定が面白そうな割には、単純だったりご都合主義だったり。全体的にあまり面白くなかった。
本多孝好
最後無理に盛り上げた感はあるが、流石ストーリーは面白い。真のハッピーエンドは難しいが、平穏になり良かったのか。銀行業界のことが分かるのも面白い。
池井戸潤
高校生の謎解きとしては面白いが、ご都合主義感は否めない。全体としては、よくできている。
米澤 穂信
作者に騙された。 前半は非常に気分の悪いストーリー、やりどころの無い気分。また、復讐ストーリーにも、苦しさを覚える。そこから、公判、そして加害、自殺の逆転。そこからの、最後の証人。後味も限界だ。
柚月裕子