2日で読破した作品。
物事や人の見方考え方は多種多様で、自分の当たり前や~すべきに当てはめてしまうと、思考が狭くなって、相手を思ったりその立場で考えられなくなってしまうことを改めて気を付けたいと思った。
純粋に相手を思いやる人がいる一方で、それを自分のために利用する人もいる。
はたから見れば利用する人が悪い…だけど、そうせざるを得なかった環境や事情があったりと、ただ悪い人と決めつけられるような単純なものではないことを忘れがち。
安易に自分の型にはめて、決めつけたり、同情したりするのは違う。
正義がいつも正しい訳ではない。
正義という名の正論を振りかざすことで相手を追い込んだり、傷つけてしまうこともある。