ざぶとんさんの感想、レビュー
ざぶとん
なぜ働いていると本が読めなくなるのか? 読書と労働の歴史からはじまり、読書にも種類があること、読書ができていないのはどういうことかを丁寧に教えてくれる本です。読んでいて自分の毎日の生活にハッとさせられました。
三宅 香帆
コーヒーとは何か?から焙煎、抽出まで要点が分かりやすく詳細にまとめてあります。コーヒーを技術的に知りたい場合はこちらの本を読めば一通り理解が深まるのではないかと思いました。
三神亮
映画の「メッセージ」を見て気になったので手に取りました。SF短編集なのでいろんな題材の話が載っていますが、どの話も素晴らしく、難しい言葉は少なめで読みやすいなと思いました!メッセージの原作のあなたの人生の物語は、読むことでより物語を理解することができました。映画も小説もそれぞれとても素晴らしいと思います。
テッド・チャン/浅倉久志
新しい価値を生み出すのには手順がある。ストリー仕立てで、社内で新しい価値を生み出す方法を一つずつ丁寧に書かれている本でした!
松波 晴人/平田 智彦
アイデアは突然頭に浮かぶわけではなく、順序だって踏むことでアイデアは出せる。 タクシー運転手を見て、特徴を見つけることで他の運転手ではなく、この運転手となるのである。 アイデアを出すには、その課題の知識である特殊知識と全体の知識である一般知識を集めることがとても大切である。
ジェームズ・ウェッブ・ヤング/今井茂雄
様々な信仰が題材になっている八篇の小説。言われてみると近くにある、あれもこれも信仰かもしれない。そんなことに気づかされるお話でした。
村田 沙耶香
サービスが成功した裏側には、いくつかのイノベーションが連なっていて、それがイノベーションスタックである。それらがうまく連携することで、競合優位性が生まれ、真似をされても超えられることはないのである。それも目的のためにはそれをせざる得ない、イノベーションは目的ではなくあくまで手段なのである。そういったことが実体験をまじえて書いてあり、とても学びが多かったです。
ジム・マッケルヴィー/山形 浩生
女の子の視点から見える家族がすごく痛々しくもあり、愛おしいものである。なぜそこにいるのか?なぜ生きているのか?大人とは?そこに一つの光を当てるとても心が揺れる作品でした。
宇佐見 りん
ミニマリストとは何なのか?について、単にモノを持たないことではないことが、分かりやすく書かれていて面白かったです。
ジョシュア・フィールズ・ミルバーン/ライアン・ニコデマス
知的能力を伸ばすためには、知識の量を増やす横軸と具体と抽象を繰り返す縦軸がある。横軸は獲得しやすい世の中ですが、縦軸を伸ばすにはトレーニングが必要。この本ではなぜ必要なのか?から、具体例を交えて、抽象と具体を繰り返すことで見えてくる世界の違いが説明されています。意見の食い違いがなぜ起こるのか、すごく勉強になりました。
細谷 功