正体
染井為人
光文社
作品紹介、あらすじ
おまえは誰だ。何者だ。埼玉一家惨殺事件。その少年死刑囚の、脱獄488日を追う!!それは、懺悔か復讐なのか。横溝正史ミステリ大賞出身作家が挑む、社会の歪みに隠された真実。
感想やレビュー
どれだけ親しくしていても不都合な新たな一面を知ったら一瞬で敵対視できる。対して長い期間を共にしてなくても、この人が悪事を働くことはないと言い切ることができる。 人が人を裁くにはあまりにも人というのは不確かなもので流されやすく大きなものに巻かれやすい。
冤罪で死刑宣告を受けた、鏑木慶一脱獄して、真実を追い求めた!最後は、撃たれて死んでしまうが、彼に関わり、信じた人々が、裁判のやり直しを求め、無実が告げられる。もう少しだったのに、悲しい😭
脱獄犯の話し めちゃめちゃ面白かったし最後は感動した
鏑木慶一くん、最高に良い人
冤罪の死刑囚の脱獄中のストーリー。重い主題だが面白かった。自分がそういうことになったらどうするか。ここまで必死に生きないだろうな。この主人公はすごい。