Bookstand
Bookstand
子どもの頭のよさを引き出す親の言い換え辞典

子どもの頭のよさを引き出す親の言い換え辞典

小川大介

青春出版社

Amazonで詳細を見る

作品紹介、あらすじ

“ちょっとしたひと言”で子どもの未来は大きく変わる!とっさに使える48のフレーズ。

感想やレビュー

◆勉強  【真似】 「あなたはどんな勉強スタイルかな?自分にあったやり方を見つけてみよう」「〇〇さんのやり方で真似できるところはない?」 【バツが付いた時】 「間違った問題のうち、解けるはずの問題はどれ?次どうやったら、ここを勘違いせずに答えられるかな?」 次はちゃんと読む。と言われたら⇛今回も頑張ったよね?それでも間違えたと言うことは、次そうならないように対策が必要だよ。線を引くとか、メモするとかどうすれば正解できるか一緒に考えてみよう。 「ここに線をひくと次から読み飛ばしがなくなるよ。」一緒に読ませるか、書かせる。 【集中力がない時】 適度にストレスと付き合う→人はほどよい緊張をバネにして取り組んだときに集中力が高まり力を伸ばす。 【字が汚い】 「時間無視してめいいっぱいキレイに書いたらどうなる?」「(自分で読めたらいいもんに対して)昔のノートを持ってきてじゃあ読める?」「文字は伝えるために古代作られた。読めるかどうかは相手が決める」 【なんで勉強しなきゃだめ?】 「勉強ができる側に回ったほうが、人生楽しめそうな気がしない?」できる側にいる自分を想像させてみる。 【見通し】 ・算数のプリントは何分くらいでできそうかな?→計算が12門あるうちの7問は暗算でできるから、10分。残り5問は筆算我、必要なので間違い直しを容れたとして30分れば終わりそう、じゃあ17:30からやれば大丈夫。までもってこれたら自分で計画を立てれるようになった証。 「どんな問題がでそうかな」テスとの内容を予想させて、できなければ、「テストの範囲を確認してみよっか、そのほうが安心だもんね」それもできなければ「前回のテストはどんなかんじだったっけ?」出来るとできないの仕分けを手伝う。 ◆褒め方︰「自分を見てくれる」安心感 できて当たり前を「できてるね」といかに褒めるか。「あなたは〇〇が好きだもんね、得意だもんね」「あなたらしいね!」「いつも通りで大丈夫だよ」「〇〇してるときの目がキラキラしてるね」「〇〇の話をしてるときは楽しそうだね」 サッカーよりテニスが好きなんだね→「あなたはみんなとやるスポーツより一人で深めるスポーツの方が好きなのかもしれないんね」 ・「doing」は相手の行動自体を認めること「いい時計ですね、選ぶセンスがありますね」「100点取ったんですね、頑張ってたもんね」ものではなく行動をほめる ・お疲れ様今日も頑張ったね、きれいにしてくれて気持ちいいよありがとう。褒められてる人は、人をほめられる ・全ては学びにつながる「すごいねそんなに音楽が好きなんだね(認める)」「弾き方のコツを教えてよ。どうしたらもっと上手になると思う?(勉強と同じように問いかけ)」 ・褒めるのはプロセス:計算は満点!毎朝頑張った成果が出たね。 ◆親の役割:出会いの場を提供すること 美術館や体験をさせてあげる。子供は何に興味を持つかわからないから。 ・余計に手を出さない「ここだけ手伝えば後の用意は一人でできるな」 ・親に否定されると子供は嫌われたと感じてしまう。~しないで→~しようね変換 ・子供の目がキラッと輝く瞬間を見つける ・あなたはこれが好きだよね得意だよねをほんにんに教えてあげること ・クラスで〇番と比べると人を見下す人間になる ◆伝え方︰感情と事実を整理すること(親の役割) 「〇〇はそう感じてそう聞こえたのね」「〇〇したかったんだね」 気持ちを受け止める「わかるよ。おもちゃがほしいよね。どのおもちゃがほしいの、そうそれがほしいんだ。うんでも今日は買わないよ、はい、行こう!」 ◆準備 要らないものを入れたら「これは何処で使いそう?出かける準備をしっかりしたから○時に出れたね!」子供の出かける=ドアを開ける。大人の出かける=支度をする この溝を埋める。 ◆片付け イライラの原因⇛こうあってほしいという自分の中の理想の空間と現実のギャップが違い過ぎるから。 「楽しい遊びは片付けるまでが遊びだよ」からの「すっきりしていて気持ちいい、ありがとう」 ◆YouTube 「何を見ているの、どんなところが面白いの?」何となく見るのが怖い。意識して見せる。理論的に伝える練習に。 ◆SNS すぐ返事が来なくて嫌だと言う子は自分のことしか考えてない⇛あなたはその子の気持ちを大事にしているが、返事をしないくらいで友達じゃなくなるなら、ほんとの友達じゃない。 ◆ねぇねぇ聞いて対応 「〇〇の話聞きたいなー、いまちょっと忙しいからその間どんな話するか考えといて、絶対だよ!」 「今忙いけど、辞書や図鑑に乗ってるかも?調べてわかったら教えてくれる?」 ・すぐに調べられない時は、疑問ノートに書いておいてと言う  ◆一人っ子 「お父さんはこう思う、お母さんはこう思うな、〇〇はどう思う?」「〇〇してるとき楽しそうだよね」→自分はこれがすきなんだ、もっと知りたい!と能動的な思いが生まれる。「〇〇な性格はお母さんそっくりだ」(我が子が素敵に成長したのは父母のおかげという気持ちが夫婦の尊重、二人の愛情を受けて育ってるんだと安心) ◆将来の夢︰目標設定することと夢を抱くことは別 夢を抱いたらまず明日、来週、来月の目標設定をする。※夢は原動力であり目標そのものでなくていい。結果として夢のカタチが変わっても問題ない。 ◆問題が起こったら 【基本の捉え方】 「何があったのかな?」「あなたは納得してないかもしれないが、お母さんは今日感動したよ【自分I(アイ)言葉で伝える】」 【原因】 ・うまく行かなかったのはやり方の問題で能力の問題ではない。 【けんか】 ・いい悪いのジャッジの前に「そうなんだね」と受け止めることで「こう思っていいんだ」と安心感得て、自分なりに考えて動くもとになる 【出来ない!と言われたら】 できないのは能力のせいではなく、やり方の問題 ・なんでこれができないの?→「どこから分からなくなった?」 ・出来なかったとき︰何があったんだろうね、うまく行かなかった原因を一緒に考えてみような ・出来そうという予感を増やすには、壊れちゃったけど1時間も集中してたねといった、日常のポジティブなフィードバック ・もうやりたくない=不安で自身がない。やめてもいいけど、いやな気持で終わったらもったいないからもうちょっと一緒にやってみよう。失敗しても立て直す経験を積む。 【いじめ】 ・傷つきモードから探求モードへ(いじめ):〇〇ちゃんはこんな気持ちだったのかもね。(子供の心に傷を残さない)「これからあなたはどうなりたい?」→からのアイディアを提案。仲良くするのか、声掛けを変えるのか。 【作業】 ・うまく行っていないとき:「もう10分手が止まってるから、さすがにうまく行ってないように思ったんだけど、ページを、開いたまま動いてないみたいだけど困ってる?」 「どうしたの?なにか困っているように見えるけど。 どこがわからなくなった?あとどのくらいでできそう?」親の都合に合わせて物事を進めていかない。 ◆強み:自分軸が大事 ・苦手なこともあるけれど、だれにも負けないものを持っていることの方が大事 ・自分軸とは?︰自分はどういう人で何が好きで何が得意かという自分に対する理解 ◆ぼーっとしている時 ・ぼーっとしている状態はアウトプットの時間。体験したことを自分のものにするまでに時間がかかる・テレビは30分見たら余韻タイム。関連する本やお話。すぐに、はい、ご飯よと次のことに移すのはもったいない ◆現状維持バイアス バイアスわ壊すには「こんなものもあるよ?」の親の選択肢の提示。3つに絞ってどれがいい?と相談。自分で決める経験値を貯める。 ◆「ほしい買って」 ほしい!買って!は親の愛情の確認の可能性「今日帰るから明日欲しかったらまた言って、その時考えよう」 ◆予定通りに動かない 誰かの予定に合わせて動くのは高度な事。説明する「あなたの健康を考えると◉時に寝たい、するうと◉時にはお風呂に履いておきたい●時にはテレビを見たいから今宿題終わらせた方がいいとおもうんだけどどうかな?」 ◆セルフイメージ 見通しを立てる力が未熟な子供。何から始めたらいいかわからないと不安を感じていて体が動かない場合も。 「宿題は何が出ているんだっけ?」 「どこまでやったら終わったことになるのかな?」 「どれくらいかかりそう」問いかけだけでOK   ◆考える事とは 子供の考えること「うわーんと唸る事」(それは「悩んでいる」状態)大人の考えること「知識と経験に基づき道筋を立てて頭を働かせること、知識と情報を組み合わせてどのように問題解決の方針を立てるか(見通しを立てること)」悩みと考えるは違う。

ネタバレを読む
App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう