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一冊でつかむ日本史

一冊でつかむ日本史

武光誠

平凡社

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作品紹介、あらすじ

歴史を学ぶ意味。それは、過去の文明のありかたを知り、よりよき未来をつくる智恵を得ることにある。日本の文明と、その核になる科学技術は、精霊崇拝→経験科学→近代科学という道すじを経て、現代へとつながってきた。それはまた、「世界のなかの日本」という視点と切り離せない。「文明の段階」を軸に大きな流れをとらえる、日本史学びなおしに最適の一冊。

感想やレビュー

何をもとに人はそう考え、支配し、支配され、喜びを感じに、悲しみに暮れ歴史を紡いで来たのか。資本主義、オンデマンド、価値観の多様化の最中でのうのうと生きる我々に必要なのはこのモトになるものなのかもしれない。人はいつも頼れるものにすがる生き方をしてきた。近代科学が行きすぎた今、分からなくなりすぎた今こそ分かるものへの回帰、すなわち、人間への回帰が始まるのではないかと強く感じる。すなわち言葉への回帰だ。

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