爆弾
呉 勝浩
講談社
作品紹介、あらすじ
自称・スズキタゴサク。取調室に捕らわれた冴えない男が、突如「十時に爆発があります」と予言した。直後、秋葉原の廃ビルが爆発。爆破は三度、続くと言う。ただの“霊感”だと嘯くタゴサクに、警視庁特殊犯係の類家は情報を引き出すべき知能戦を挑む。炎上する東京。拡散する悪意を前に、正義は守れるか。
感想やレビュー
爆破を予言するスズキタゴサクと、爆破の在処を何とか突き止めようとする警察との心理戦を描いた一冊です。 本作を一言で表すとしたら「スズキタゴサク恐るべし」です。。最初の印象からは想像のつかないキャラでした。 細部まで緻密に描かれており、話題になったのも納得の満足感でした。
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酒屋の店員を殴り、野方署へ連れてこられた、自称・スズキタゴサク 彼は一体何者なのか!? そして都内で起こる爆発!! 警視庁が前代未聞の事態に立ち向かう(; ・`д・´) こんなことが現実に起きたらどうしようと思いながら読み進めました!『法廷占拠(爆弾2)』気になります。。。 #2023年本屋大賞ノミネート作
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