戦死者たちの源平合戦(579)
田辺 旬
吉川弘文館
作品紹介、あらすじ
多くの犠牲者が出た源平合戦。武士は戦死とどう向き合い、いかに語り継いだのか。戦功の認定基準や、討たれた首の取り扱い、大路渡をめぐる葛藤、鎌倉幕府による顕彰や鎮魂に着目し、敵も弔った心性を読み解く。
感想やレビュー
北野武監督の映画「首」が公開された後に読んだ。どうして当時敵の大将の首を取ったか、どんな意味でどの様な効果があるのか少し理解した。 神聖なもの、戦利品、手柄、証拠、敵の士気を消失させる等色々な意味があるが現在の世界では復活しないで欲しい