純喫茶「一服堂」の四季
東川 篤哉
講談社
作品紹介、あらすじ
鎌倉にひっそりと佇む喫茶店「一服堂」の美人店主・ヨリ子は極度の人見知り。だが未解決事件の話を聞けば、態度豹変、客へ推理が甘いと毒舌のつるべ打ち。そして並外れた思考力で、密室の「十字架」磔死体など四つの殺人の謎に迫る。愛すべきキャラ、笑い、衝撃トリック満載の傑作短編集。
感想やレビュー
2014年刊行 安楽椅子探偵→椅子に座って推理する 安楽椅子..アンラクヨリコ(一服堂の店主) 普段はオドオドした感じで 人付き合いが苦手 殺人の推理が始まると (カップ等が割れて) 高飛車な態度で鮮やかな 謎解きが始まる この謎解きは面白かった 春夏秋冬4つの殺人事件の話 登場人物が話す感じで物語が進む ミステリー小説初めて読む人の "犯人の見つけ方”の教本みたいだと思った 喫茶店のカップ☕️は素敵な物多いので.. 毎回ガチャンと割れるの ..ちょっと嫌だった 事件は磔や頭等の切断.. 猟奇的だけれど 軽い感じで進み コメディみたいな感じもする 最後の話で4つの事件が 30年かかって起きていた とわかりビックリ!する 冬の事件のトリックが "トイレ“で..便..尿..出てきて 喫茶店のコーヒーの香りと 糞尿の匂いが鼻に残り.. 謎解きのカップの割れる音が 耳に残って.. 時間トリックの驚きが だいぶ削がれた 結構面白かったんだけど..
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