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誰かが足りない

誰かが足りない

宮下奈都

双葉社

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作品紹介、あらすじ

おいしいと評判のレストラン「ハライ」に、同じ時に訪れた6組の客の物語。仕事に納得がいっていない。認知症の症状がではじめた。ビデオを撮っていないと部屋の外に出られない。人の失敗の匂いをかぎとってしまうー「足りない」を抱える事情はさまざまだが、前を向いて一歩踏み出そうとする時、おいしい料理とともに始めたい。決心までの心の裡を丁寧に掬いあげ、本屋大賞にノミネートされた感動作。

感想やレビュー

2/10読み終わり。宮下さんの短編シリーズ。挫折や不幸から立ち直る景気づけやお祝いに、ハライというレストランを予約する人たち。その挫折から立ち直る過程が描かれている。面白かった。幼馴染のヨッちゃん(グレてたけど今はマーチに乗ってる)とクミちゃんの話と失敗の匂いが分かる話が特によかった。

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