和の思想
長谷川 櫂
岩波書店
作品紹介、あらすじ
日本文化は涼しさの文化である。それは、この蒸し暑い日本列島に暮らす人々が外来文化を、夏を基準にして、作り変えてきたものだからである。異質のものを受容し、選択し、変容させる力を具体的に考察し、創造力に満ちる「和」という運動体の仕組みを解き明かす。それは同時に日本文化についての名随筆、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』が孕んでいた問題に迫る新しい『陰翳礼讃』論でもある。
感想やレビュー
和に対してとてもたくさん書かれていた。そして、暑苦しいから涼しくしたいというのを外国からのことを取り入れて、自分のものとする日本人が書かれていて面白かった。教科書で和と間についてやったけど、それの発展verって感じかなーと。