パリの「敵性」日本人たち
藤森 晶子
岩波書店
作品紹介、あらすじ
一九四四年八月パリ。ナチから解放されると一転、「敵性」外国人となった日本人。逃げ延びた人もいれば収容所送りになった人も。愛するフランスに行き場をなくした彼らは何を想い、その後どう生きたのか。フランス人に連行される初老男性の写真をきっかけに、公文書を手掛かりとして、現場や関係者を訪ねた歴史ドキュメンタリー。
感想やレビュー
広島出身ということで興味を持った。 一枚の写真から探っていく推理小説のようで面白い。 戦時下のフランスに住んでいた日本人なんて思いもよらなかった。 たまたま県立図書館で借りる。