Bookstand
Bookstand
檀

沢木耕太郎

新潮社

Amazonで詳細を見る

作品紹介、あらすじ

愛人との暮しを綴って逝った檀一雄。その17回忌も過ぎた頃、妻である私のもとを訪ねる人があった。その方に私は、私の見てきた檀のことをぽつぽつと語り始めた。けれど、それを切掛けに初めて遺作『火宅の人』を通読した私は、作中で描かれた自分の姿に、思わず胸の中で声を上げた。「それは違います、そんなことを思っていたのですか」とー。「作家の妻」30年の愛の痛みと真実。

App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう