BOSSY
N・R・ウォーカー/松尾マアタ/冬斗亜紀
新書館
作品紹介、あらすじ
忙しいやり手の不動産営業、マイケルの恋の相手はいつも一夜限り。そんなマイケルの前に、二年間の海外生活を終え、同族経営のホテル帝国を離れ自分自身のビジネスを始める予定のブライスが現れた。一瞬で気が合い、体の関係をもった二人は、互いの素性も知らないまま、深入りしない時間を楽しんでいた。だが親密になるにつれ、仕事やプライベートを巻き込む自分達の関係を見つめなおす時がやってくるー。優しい恋が花開く、N・R・ウォーカー本邦初登場!
感想やレビュー
#Bossy #N.R.ウォーカー 訳:冬斗亜紀 #モノクローム・ロマンス文庫 シドニーを舞台にしたリアル・ラブ❤️❤️ 面白かった。章ごとに双方の視点で進むラブ・ストーリーです。 受けのマイケルが頭が良くて、Bossy(王様野郎)なんてふざけて呼ばれているけれど、優しくてチャーミング。エロに持論があって、このキャラが肌に合えばとても楽しい一冊です。スーツも素敵でした。 相手の素性も知らないまま、割り切って付き合う関係って、最初は引き気味でした。濃密な性描写もエロく感じないし…。 でも、お互いの素性がバレて親密になるにつれ、グングン惹き込まれて笑える場面が増えていった。 ふだんスマートな人が、大失態する場面といったら可愛くって、コーヒー吹き出しそうになった〜🤣 家族や友人との絡みも愛嬌と茶目っ気があっていい雰囲気。理不尽な目にも合わないし、未来志向で幸せな気分をもらえました。 . . ☆人物紹介 26歳のブライスは大富豪の御曹司なのに、そんなふうに見えなくて、Tシャツが似合う、夢に向かう才能溢れる若者。 28歳のマイケルは頭が良くて、Bossy(王様野郎)なんてふざけて呼ばれているけれど、 天使ようないい子にもなれるし、悪魔のようなエロさも持つビジネスマン。ボトム専門なのも好みでした。 綺麗な男の涙には100万ドルの価値がある。